港町函館の歴史にふれる~弁天町エリア~
- 2023年9月8日
9月9日のおはよう北海道土曜プラスのぶらりみてある記は、函館市弁天町エリア。 江戸時代、長崎、横浜とともに開港した函館。その玄関口が弁天町でした。 函館出身の私も詳しくは知らなかった歴史にふれてきました!(函館局 奥野真代)
発見!和洋折衷の建物☆
弁天町を歩いていると、素敵な建物にいくつも出会いました。
和洋折衷様式の建物です。
こちらは明治40年に建てられた1階が和風、2階が洋風に設計されています。
現在3人の若者がシェアハウスとして利用していました。
ここに住んで2年の牛嶋堅人さんは、近くの工房で家具職人として働いているそうです。
デザインで勝負して有名になるのが夢とのこと☆
この日見せていただいたオリジナルの椅子もとても素敵でした!!
ぜひ頑張ってほしいです(*^-^*)
函館の発展を支えてきた造船所☆
造船所「函館どつく」です。函館の人でも中々入ったことのない場所。
私も初めて中を見せていただいたので、その迫力に驚きの連続でした!!
まずは明治36年にできた第1号乾ドック。乾ドックとは、船を入れた後に海水を抜いて作業をする場所。とにかく大きい!!長さ185メートル、深さ7メートルもあるんです!!
土木学会「選奨土木遺産」や経済産業省「近代化産業遺産」になっている貴重なものです。
さらには現在建造中の「フェリー」や主力の船「4万トン型ばら積貨物船」も見せてもらいました!フェリーを函館どつくで造るのは22年ぶり。来年1月に就航予定とのことで楽しみです!!
ばら積み貨物船は穀物や木材などを運びます!ここ函館で造られ、世界中で活躍する船です。武田宗久さんは「日本は島国なので海外に輸出する99.6%が船。目には見えないけれど日本人誰かの役に立っている事を誇りに思っている」と話してくれました。
創業100年を超える食品工場へ☆
函館名物イカを使った塩辛工場に行ってきました!でもただの工場ではありません!
去年9月、工場の試食コーナーをお酒も飲める「塩辛バル」に改装したんです♪
塩辛もお酒も好きな私は行く前からワクワクでした笑
塩辛は昔ながらの「木樽仕込み」。秋田杉の樽で7日間発酵させて作ります。
では、いただきます~!!ここで人気なのが、塩辛の食べ比べ。11種類もの塩辛を食べる事ができます。
4代目の小田島章喜さんに種類の説明を受けながら、ゆっくりと味わいました♪
他にも、塩辛アヒージョやじゃがいもバター塩辛、塩辛パスタなどメニューも豊富!
どれも塩辛との相性抜群でした(*^-^*)
ご飯にもお酒にも合う塩辛。たくさん種類があるので、きっと好みの塩辛を見つけられると思います!!ごちそうさまでした♪
江戸時代に開港した函館。その玄関口である弁天町の歴史にふれることができました♪
ぜひ放送をお楽しみに!!
9月9日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記