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苫小牧 地域のみんなでともすイルミネーション

  • 2024年2月5日

こんにちは!「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」胆振日高担当リポーターの内部明日香です。寒さが厳しいこの時期、ついつい足早に帰宅してしまう、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?私はそうです(^_^;)そんな私も上を向いて歩きたくなるイベントが苫小牧で開催されています!

その名も、「とまこまいシンボルストリートテラス2024」。これまでも苫小牧市では毎年冬にJR苫小牧駅前の広場をイルミネーションで飾るイベントがありましたが、ことしは大きく進化し生まれ変わったんです!担当の苫小牧市 植村郁子さん、ボランティア団体としてイルミネーションに携わった谷口亮さんに伺いました。

「進化した点一つ目は、イルミネーションの範囲が広くなったことです。これまではJR苫小牧駅南口のみでしたが、ことしから駅前の商店街など中心市街地およそ650メートルにわたって飾りつけます。」

駅前の黄色い四角で示したエリアだけだったのが、ことしからかなり広くなりましたよね!範囲を拡大したのは、中心市街地の活性化のため。きれいだなーとイルミネーションを見ながら歩いていたら自然と中心部に遊びに来ていた、そんな人を増やしたいのだそう。実際に歩いていた方にお話をうかがうと、「ふだん通る際には暗くて何もないので、こういうイルミネーションがあるときれいで気分もあがります」といった声が聞かれました。

「進化した点二つ目は、駅前の商店街のみなさんに店舗の前を飾りつけてもらったことです。地域のみんなでつくるイルミネーションになりました。」

商店街の皆さん、どんな飾りつけをしたんでしょう?見に行きました!

お酒を販売しているこちらのお店、明るく楽しい雰囲気が出るよう工夫したそうです。

池田酒店 池田芳彦さん
「お客様からは、“すごくきれいで明るくていいね”とか、“苫小牧ってこういうイベントやってるんですね”っていうお声をいただきました。見ていると元気がみなぎる楽しいイベントです。」

引き続き歩いていると、ひときわカラフルなイルミネーションも見つけました!中にはお地蔵さんも。ここの飾りつけをしたのは、地元の金融機関です。

苫小牧信用金庫本店 今野佑亮 次長
「商店街のみなさまと駅前のこの通りを少しでも盛り上げられるようにと思って今回ご協力させていただきました。これをきっかけにますますこの通りが盛り上がっていけば嬉しいです。」

地元の人たちが力をあわせて作り上げた今回のイルミネーション。改めて、担当の谷口さんと植村さんそれぞれに伺いました。

苫小牧タウンマネジメント 谷口亮さん
「駅前のこの通りは我々が子どもの頃はもっとにぎやかで常に人がいっぱい歩いているような場所だったんです。ですが年々お店の数が減り、少し元気がないって言われているような状況になって、我々も寂しいなって思っているんです。僕らが育ってきたこの町を元気にするお手伝いの機会をいただいているので、何かできることをやりたいなと思って参加させていただいています。もっともっとやれることはたくさんあると思いますし人の力って集まってこそだと思うので、みんなで町を元気にできるような機会をどんどん増やしていきたいと思っています。」

苫小牧市 未来創造戦略室 植村郁子 主任主事
「将来にわたってこの町が元気になっていくためには、市だけでなく地域のみなさんが一緒になってこの町を元気にしていきたいっていう思いを持ってもらうことが大事だと思っています。なので、今回のイルミネーションによってみなさんの“町を元気にしたい”という思いが未来の苫小牧につながっていくひとつのきっかけになればと思っています。イルミネーションがゴールではないと思っていますので、このイルミネーションをきっかけに、地域のみなさんに中心市街地のにぎわいのことを考えていただきたいですし、なによりまずは一度歩いてみてほしいなと思っています。」

寒い時期にも街歩きを楽しみたくなるようなイベントでした!イルミネーションの期間は2月24日(土)までです♪ぜひ行ってみてください(^ ^)それでは!

私が前回取材を担当した「寒い冬が生産時期!虎杖浜のたらこ」の記事も併せてご覧ください♪

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