北海道のこれから（6）道内経済の活性化
- 2023年4月5日
４月９日に投票が行われる北海道知事選挙。 北海道が抱える課題、道民の暮らしに関わる政策について、テーマごとに分けて各候補者の主張をお伝えしています。 最終回、６回目は「道内経済の活性化」についてです。 （知事選挙取材班）
北海道知事選挙は、届け出順に、いずれも無所属で、新人で会社経営の門別芳夫氏（61）、２期目を目指す現職の鈴木直道氏（42）、新人で元衆議院議員の池田真紀氏（50）、新人で美容師の三原大輔氏（48）の４人が立候補しました。４月９日の投票日に向けて論戦が続いています。
３年余りに及ぶコロナ禍。
この間、観光客が激減。道内経済は大きな打撃を受けました。
行動制限がなくなり、水際対策も緩和されて観光地はにぎわいを取り戻しつつありますが、本格回復はこれからです。
さらに、記録的な物価高。
道が昨年末、道内企業を対象に行ったアンケートでは回答した570社のうち、９割を超える企業が「物価高の影響を受けている」と回答。およそ半数の企業が「売り上げはコロナ禍前の水準に戻っていない」と答えました。
コロナ禍や物価高で打撃を受ける北海道経済をどう回復・成長させていくのか。インタビューに応じた門別芳夫氏、鈴木直道氏、池田真紀氏の主張です。
門別芳夫氏
「行政がお金を循環させることをしないと経済の成長がいつまでも起きない。人口減少を止めて、今度は人口増加に転化して、北海道の町じゅう、子どもたちの声とかみんなの活気のある声にしていきたい」
鈴木直道氏
「エネルギー、デジタル、食。３つをキーワードに相乗効果を発揮させていく。ゼロカーボン北海道を実現して産業の振興を図っていく。環境と経済を好循環させていく。次世代半導体の製造、研究、人材育成、こういったものが一体となった次世代半導体の複合拠点を実現していく。北海道を再び成長軌道に押し上げていく」
池田真紀氏
「北海道の経済は大変厳しい状況にある。まず経済をしっかり地域で循環させる。道民所得の向上には地域経済、地場産業、地場の企業にふんばっていただく。その仕組み、応援体制が重要。企業の応援とか何か誘致するのもいいが、まずは働く人が住めるまち、来てくれるまちにしていかないと経済の応援にもならない」
三原大輔氏は回答を控えたいとのことでした。
2023年4月5日
「北海道のこれから」まとめページ👇
候補者アンケートでさらに詳しく👇
道内の動きを時系列で追いかけます👇
チョイス北海道 トップページ👇
