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ニシンが告げる、留萌の春の兆し🌸

  • 2024年3月15日

3月16日のおはよう北海道土曜プラスの「ぶらりみてある記」!訪ねたのは、日本海に面した、留萌市です。留萌の春といえば…ニシン!このニシンを使った名産品やニシンにまつわる“アツい戦い”をたっぷりご紹介します🔥(旭川局 及川凜華)

さっそく留萌に到着!
今の時期は、冷えた強い風が吹いていて、日本海には強い波が打ち付けていました。

留萌にはこの日本海の春先の海の恵みを生かした、
古くから続く“名産品”があります。

ということで、まずは道の駅にあるお土産屋さんに♪

店内は、とにかく“ニシンづくし”🐟
塩こうじにぬか漬けに、さまざまな種類が…!

“ニシンパイ”なる お菓子も発見しました!!

留萌市は、明治から昭和にかけてニシン漁で発展してきた街。
お祭りなどでよく耳にする有名な『ソーラン節』の歌の起源は、
ニシン漁の際の漁師たちのかけ声と言われています。

そんなニシンの町 留萌で愛され続けているのがこちら。

ニシンそばです。

さっそくいただきました☆

『うまい!』この一言につきます。
骨をほとんど感じないくらいホロホロ柔らかい、甘辛く煮つけられたニシン。
そのニシンの旨みと甘さがしみ出たつゆを、
そばが口に運んできてくれました。

実はこのお店は、去年まで留萌駅の中にあった『駅そば屋』さん。
その歴史はなんと、さかのぼること100年以上!
留萌駅がその役目を終えるまで、駅とともに地域を見守ってきたお店なんです。

そばを作っているのが、武蔵照義さん。

元々は店の常連で、
およそ20年前、当時の店主の引退をきっかけに、
店を継ぐことを決めたといいます。

そんな武蔵さん、駅といえばのアレも作っています。

そう、ニシンと数の子をぜいたくに使った、駅弁です!

やさしい味付けの数の子と、濃いめの味付けのニシンの甘露煮、
そば殻を混ぜて炊いたご飯の組み合わせに
箸が止まらなくなりました。

そんなニシン町、留萌には、
『ニシンにまつわるレース』があるときき、
その練習を見せてもらうことに!

見えてきたのは…大漁旗!?

迎えてくれたのは、祭りに参加する地元の建設会社のみなさん。

どんなレースなのか、見せていただくことに。

スタートのかけ声とともに、一斉に走り出したみなさん。
かつてニシン漁で使われていたものを再現した、
木製の船(総重量900キロ!)を8人で引っ張って、
その速さを競うレースなんだとか。

わたしも体験させてもらうことに!

雪道の走りにくさ、船の重さに驚きつつ、
必死で引っ張り…!なんとかゴール!!!!
みなさんのパワーに驚きました。

みなさん、今年は勝ち抜くための作戦を考えているといいます。

勝つためには、“はじめの勢い”が大事!
スタート時に、船の底が雪にくっついて動きにくくならないよう、
スタートの直前まで船体を揺らし続けて滑りやすくする作戦です。

そして迎えたレース本番。結果はいかに!?

詳しくは、ぜひ放送をご覧ください📺✨

3月16日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記

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