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北海道のこれから(2)子育て支援

  • 2023年3月28日

4月9日に投票が行われる北海道知事選挙。 北海道が抱える課題、道民の暮らしに関わる政策について、テーマごとに分けて各候補者の主張をお伝えしていきます。 2回目は「子育て支援」です。(知事選挙取材班)

北海道知事選挙は、届け出順に、いずれも無所属で、新人で会社経営の門別芳夫氏(61)、2期目を目指す現職の鈴木直道氏(42)、新人で元衆議院議員の池田真紀氏(50)、新人で美容師の三原大輔氏(48)の4人が立候補しました。4月9日の投票日に向けて論戦が続いています。

北海道の人口は24年連続で減っています。減少数も10年続けて全国最多。札幌でも減少に転じるなど歯止めがかかりません。

1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」。北海道は1967年(昭和42年)以降、全国平均を下回っています。最新の統計では1.20。全国の都道府県で45番目です。

道は、未婚者の増加や晩婚化の傾向に加え、道内で家庭と仕事を両立できる雇用環境の整備や子育て支援の体制づくりが遅れている現状があるとみています。

安心して子どもを出産し、子育てができる環境をどうつくっていくのか、候補者たちに問いました。

門別芳夫氏
「自信を持って子育てに臨んでいただけるような環境を徐々につくっていきたい。結婚や妊娠や出産子育てを、助けをいただきながら十分にトライできるような環境を整えたい」

鈴木直道氏
「社会全体で子育てを支援していく。私はこの子ども応援社会と言っていますけども、この子ども応援社会を実現していく。これに向けて政策を一元的に推進する体制を道庁で強化していきたい。経済的負担を軽減していく。そして情報の発信、いろんな子育てに対するサポートメニューもあるんですけども、そんなことあったの、知らなかったよということがありますので、この情報の発信をしっかりやっていく。皆さんで支援していこうという体制をつくっていきます」

池田真紀氏
「教育費の無償化は当然、国がマストの政策として求めるべきだと思います。子育てする環境は共働きも含めていま、ひとり親はもちろん経済的にも時間的にも非常に困惑していて、親が忙しくてできない部分について社会的な関わりをほかの人たちが担っていけるような仕組みをしっかりとつくっていく、サービスをつくっていくことを道が行っていかなければいけない。自治体の中で実践して、不足するもの国に求めるものをしっかりと実証しながら訴えていきたい」

三原大輔氏
「地域が豊かになるようみんなが盛り上げていくのが大事だと思います。未来の子どもたちのために百年記念塔を守ることが豊かな北海道の未来の心をつくっていくと思います」

子育てがしやすい北海道にするには。論戦が続きます。

2023年3月28日

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