北のことばお兄さん 「ご苦労さま」「お疲れさま」編
- 2024年2月27日
北のことばお姉さんの山下佳織です。 皆さんは、「ご苦労さま」と「お疲れさま」どちらを使うことが多いですか?
「ご苦労さま」の意味
「ご苦労さま」と「お疲れさま」の意味を確認していきます。
文化審議会の「敬語の指針」では、
“自分のために仕事をしてくれた人に、ねぎらいの気持ちを込めて用いる”
“ねぎらいは、目上から目下に向けたものとなるため、目上には「ご苦労さま」を用いないほうがよい”
と説明します。
「お疲れさま」の意味
では、「お疲れさま」はどのように用いるでしょうか?
文化審議会の「敬語の指針」では、
“「お疲れさま」は、一緒に仕事をしたあとなど互いに声をかけあう場合にも多く用いる表現で、上司でも使うことができる”
としています。
相手の立場を考慮した、気持ちのよい声掛けを心掛けたいですね!
“ちょっと人に話したくなることばの知識”をお届けするミニ番組「北のことばお兄さん」。
放送は、(月)~(木)の午前5時59分から1分です。
これを見れば、「『○○○』って、本当はこういう意味なんだよ!」と思わず人に話したくなること間違いなし!
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