僧侶ミュージシャン 加藤煕章さん
- 2023年12月14日
こんにちは!及川凜華です🌟
12月14日の「ほっとニュース道北・オホーツク」でご紹介!
浜頓別町の僧侶、加藤煕章さん(32)。
実家の寺で副住職をしています。
そんな加藤さんのもう一つの顔が…こちら。
『シンガーソングライター』。
大学時代から曲を作って歌い続けています。
作った曲のミュージックビデオは、動画投稿サイトにアップ。
そのミュージックビデオのほとんどが地元・浜頓別で撮影したものです。
加藤さん)地元に帰ってきたときに、本当に空気がおいしかった。空がすごくきれいで広く感じました。すごくいいところじゃないかと思ったんですよ。ふるさとが、人が減って寂しくなっていってしまうのは僕は嫌だったので。なるべくなら盛り上げたいと思いました。
ことし8月、加藤さんの呼びかけで盆踊りイベントが行われました。
加藤さんは、ここで自らの歌声を披露しました。
加藤さん)町がひとつになったような感じがする、いいイベントでした。
加藤さんのファンは様々な世代にも広がっています。
浜頓別に住む東雲千鶴子さん(87)。
東雲さん)声に響きがあって、すばらしいです。新聞に出てたら切り抜いて とってあります。同じ年のような気がする友だちです。
そんな加藤さんが去年リリースしたファーストシングル『遺言』。
歌詞にも加藤さんならではのこだわりが込められています。
毎日が遺言だ
過ぎ去る会話 春色が挿す
気づかぬフリして伝えぬまま
あなたは今帰らぬ人
加藤煕章『遺言』より
加藤さん)こういった職業をしていると、本当に人はいつその人生を終えるかわからないなと感じる。そのたびに毎日が遺言なんだなと思う。ずっと歌い継がれるような、時代を超える作品を残していきたいと思う。