“日本一の組み合わせ”!十勝のあんパン~帯広市~
- 2024年4月5日
4月6日のおはよう北海道土曜プラスのぶらりみてある記では、あんパン尽くしの旅をご紹介します!小麦と小豆の生産量が日本一の十勝で、大人気のあんパン。帯広の伝統あんパンからいま注目のあんパンまで、あんパンを堪能してきました♪(帯広局 金杉未来)
いま人気のあんパンを一挙にご紹介!
最初はこちらの角食。手のひらサイズのかわいらしいあんパンで、何層にも重なったデニッシュ生地が使われています。
生地はサックサクであんこはほんのり甘く、絶妙なバランスでした!
続いては、見た目がパンケーキのようなあんパン。ふわっふわの生地の中にはたっぷりのあんことクリームチーズが入っています。
生地は口の中でとろ~りとろけて、クリームチーズと甘さ控えめのあんことの相性が抜群でした!
3つ目は、動物好きにはたまらない形のあんパン。パンの形が犬の足のようになっています!パンの中には、十勝産のあんこと指の部分に甘く煮込んだ白花豆が隠されているのです。
生地は全粒粉を練りこんでいて、白花豆のほくほく感がしっかりと残っていました。その分あんこは豆の甘みをいかした甘め!1度に2種類の豆を楽しめるのはうれしかったです。
老舗パン屋の“農家に愛されてきた”あんパン
実は十勝のあんパンは、古くから独自の進化を遂げてきました。
帯広を代表する老舗パン屋では創業以来、形が楕円形!なぜかというと、農家さんが働きながら食べられるように考えられた形だからなのです。
生地はしっとりタイプで、あんこは滑らかさを残しつつものど越しが抜群。王道の老若男女に愛される味でした。
使っているあんこは、水分多めに炊きあげるこだわりが!焼くときにパンの切れ目から程よく水分が飛ぶので、水分が取りにくい農作業中でも口の中がパサつきにくいそう。農家さんへの心配りがあんパンに込められていました。
小麦にこだわる、畑のとなりにあるパン屋
最後に訪ねたのは、畑のとなりにお店を構えるパン屋。こだわりは、生地に使っている“小麦”。3種類の十勝産小麦をブレンドして、味も食感もよくしています!
生地はミルク感を感じられる濃厚な甘さで、あんこは生地の甘さを引き立てるあっさりタイプ。生地とあんこにくどさがなくて、小麦の甘さが際立っているのです。何個でも食べられそうでした♪
十勝・帯広の皆さんのあんパンへの思いが伝わってくる旅でした。
ぜひ、ご覧ください!
4月6日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記