あさイチ いまオシLIVE！「北海道・豊富町 いい湯だな！珍しい温泉から」
- 2023年6月14日
あさイチの中継コーナー「いまオシ！LIVE」。６月７日（水）は、北海道・豊富町から全国的にも珍しい温泉と、町の名物についてお伝えしました。
鈴木アナ：
いい湯だな～♪
私が入っている温泉、石油の温泉なんです！
訪れたのは、稚内市の南に位置する豊富町、町が管理、運営を行っている「ふれあいセンター」。施設内にある石油の温泉は、石油の成分が肌によいとされていて、知る人ぞ知る珍しい温泉です。
温泉の効能について教えてくださったのは、古田 未樹（ふるた・みき）さんです。
古田さん：
こちらの温泉は保湿、保温成分が高いと言われています。さらにタール成分には抗炎症作用があるため、アトピー性皮膚疾患や皮膚病への効果が期待できるとも言われています。
豊富温泉は、全国に２３か所ある厚生労働省認定の温泉入浴型施設の１つに認定されています。豊富町の人口は約３６００人ですが、この施設には年間７万人が訪れています。
鈴木アナ：
古田さん、なぜ温泉に石油なのでしょうか？
古田さん：
大正１５年、石油を掘ろうとしていた時に、温泉が湧き出たことがきっかけなんです。その翌年から豊富温泉を利用して、温泉街が広がっていきました。
温泉で体が温まると飲みたくなるのは、もちろん牛乳。酪農が盛んな豊富町では、広い草原でのびのび育った牛からとれる牛乳を味わうことができます。
鈴木アナ：
とてもおいしいです！それ以外何も言えないですね！
そんな牛乳を使用して作られたのが、「フレーバーバター」。開発者の松本 美穂（まつもと・みほ）さんにお話を聞きました。
松本さん：
もともとバターが好きという理由もあるのですが、豊富町のおいしい牛乳と、北海道の食材を宿泊される方に楽しんでいただきたく、特別なバターを作りました。
用意していただいた味は１５種類。利尻昆布やハスカップといった北海道ならでは味もあり、どれを食べるか選ぶだけでも楽しい一品です。
今回はフレーバーバターを、松本さんおすすめのバターしょうゆごはんでいただきました。
鈴木アナ：
では…、うにバターにします！絶対にごはんに合いますよ！
松本さん：
このバターには、塩うにをたっぷり練り込んでいるんですよ。
鈴木アナ：
口に入れるとバターの香りが広がります。バターのあま味とうにのうまみが調和して、濃厚なごはんになりますね！
色鮮やかなハスカップのバターは、パンにつけていただきました。
鈴木アナ：
とってもフルーティー！
松本さん：
すっきりした味わいですよね。
珍しい温泉に、おいしい牛乳とバターがある豊富町。今後の展望を教えていただきました。
松本さん：
本当に特別な温泉なので、まずは温泉について知っていただいて、そして入っていただきたいというのが、温泉に関わるみんなの思いです。
みなさんもぜひ、豊富町に遊びに来てくださいね！
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