2021年4月 利尻町長選挙 新人・上遠野氏が現職破り初当選果たす 2度目の挑戦

任期満了に伴う道北の利尻町の町長選挙は４月２５日に投票が行われ、新人で町の元議会事務局長の上遠野浩志氏が３期目を目指した現職を破り、初めての当選を果たしました。

利尻町長選挙の開票結果です。
▼上遠野浩志（無所属・新）当選　８１４票
▼保野洋一（無所属・現）　６９４票
現職に新人が挑んだ利尻町長選挙は新人で町の元議会事務局長の上遠野氏が３期目を目指した現職の保野氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は９１．９７％と９０％を上回りましたが、前回・４年前に比べると２．２５ポイント低くなりました。

上遠野氏は利尻富士町出身の６８歳。
利尻町の教育次長や議会事務局長を務めたあと、初めて立候補した前回・４年前の選挙では保野氏に敗れ、今回２度目の挑戦でした。

上遠野氏は「差し迫った課題となっている町の財政再建を急ぐとともに町政に関する情報を積極的に町民に開示し、開かれた町政を実現していきたい」と話しています。