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【解説】北海道知事選挙 23日告示へ 各陣営の最新の動きは

  • 2023年3月22日

“春の政治決戦”統一地方選挙。与野党が全面的に対決する北海道知事選挙が23日、告示されます。選挙戦を直前に控えた各陣営の動きを追いました。(知事選挙取材班)


北海道知事選挙 4人が立候補か

知事選挙に立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、2期目を目指す現職の鈴木直道氏(42)、新人で元衆議院議員の池田真紀氏(50)、新人で美容師の三原大輔氏(48)、新人で会社経営の門別芳夫氏(61)の4人です。

現職の鈴木氏を自民党と公明党のほか、新党大地が推薦。
これに対し、元衆議院議員の池田氏を立憲民主党が推薦し、共産党、国民民主党道連、社民党、市民ネットワーク北海道が支持。
全国で唯一、与野党が全面的に対決する知事選挙となります。


鈴木直道氏は

鈴木氏は、自民・公明両党が札幌市議会議員選挙で支援する候補者の集会に参加。物価高騰の影響を受ける道民や事業者を支援するため、対策を充実させると訴えました。

鈴木直道氏(19日)
「中小企業の皆さんは大変な状況で、しっかり支えていかなければならない。また、生活が困窮している方々をしっかり支えていかなければならない。皆さんの暮らしを守りながらも北海道の未来を切りひらいていきたい。その先頭に私を立たせていただきたい」

鈴木氏を支える経済界。
陣営の決起集会では後援会長を務める企業トップが激励しました。

ニトリホールディングス 似鳥昭雄会長(10日)
「新型コロナが3年間続き、この間、すごく大変なピンチの連続だった。鈴木氏はいち早く対策に乗り出して全国に名をとどろかせた。次の2期目は実績を具体的に出す段階だ」


池田真紀氏は

池田氏は、立憲民主党が支援する道議会議員選挙の候補者と後志地域を行脚。農林水産業や介護の現場の担い手不足を解消するため、手厚い支援を講じると訴えました。

池田真紀氏(19日)
「1次産業、農村、漁村をしっかり守っていく。その産業につなげていくためには複数の交通網がなければ成り立たない。社会保障や社会福祉はいま、担い手を募集しても地方にはいない。サポートを道がしっかり行うため、私に責任持ってやらせていただきたい」

池田氏は労働組合が支援します。
連合北海道の決起集会で組織のトップが後押ししました。

連合北海道 杉山元会長(10日)
「新型コロナで日本の社会的セーフティーネットのぜい弱性が浮き彫りになった。円安、物価高は家計を強く圧迫している。連合北海道一丸となって池田氏の選挙戦に取り組む」


三原大輔氏は

三原氏は22日に立候補を表明。解体が進む札幌市厚別区の「百年記念塔」の保全を訴えました。

三原大輔氏(22日)
「とにかく百年記念塔を守りたい。豊かな未来をみて建てられたシンボルタワーだということを知ってもらい、絶対に守らなければいけない」


門別芳夫氏は

門別氏はSNSなどを活用して多くの道民の意見を集め、道政に反映させたいと訴えています。

門別芳夫氏(17日)
「まずは道民の声を聞くということ。皆さんの生の声を聞いていきたい。そして、それを道政にどう反映させるかをみんなで考えていきたい」


17日間の選挙戦スタートへ

今後4年間の道政のかじ取りを誰に託すのか。17日間の選挙戦が23日スタートします。投票は4月9日です。

2023年3月22日

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