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年内最後の道議会閉会 知事選挙は?

  • 2022年12月15日

定例の道議会は15日、閉会しました。来年4月の知事選挙について、鈴木知事は態度を明らかにすることはないまま、今年最後の道議会は幕を閉じました。“春の政治決戦”統一地方選挙で行われる知事選挙の構図はまだ見えてきません。(札幌放送局 内匠彩果)


定例道議会最終日 総額1866億円余の補正予算成立

最終日の本会議では、政府の第2次補正予算に盛り込まれた公共事業費や物価高騰対策に必要な経費などを追加で計上した一般会計の総額で1866億円余りの補正予算が全会一致で可決され、成立しました。
補正予算には、来年、札幌市で開かれるG7の気候・エネルギー・環境相会合に伴う要人受け入れのための費用のほか、鳥インフルエンザの相次ぐ発生を受けた養鶏場への補償費なども盛り込まれています。
このほか、泊原子力発電所の立地に伴う核燃料税の課税期間を5年間延長する条例や、道職員の定年を来年度から段階的に65歳まで引き上げる改正条例も可決・成立しました。


来春の選挙 知事は態度明らかにせず その背景は?

今年最後となった定例会。
鈴木知事が来年4月の知事選挙について態度を明らかにすることはないまま、幕を閉じました。
年末の定例会はこれまで、再選を目指す現職が会期を前に態度表明を行うなど、春の選挙の構図を方向付けるタイミングとなってきました。
しかし、今回、知事の表明はなく、支援する自民・公明両党が質疑で立候補を問うこともありませんでした。

背景にあるのは対立候補の擁立作業が進まない野党側の現状です。
立憲民主党、共産党はそれぞれ検討を進めていますが、いまだ具体的な名前は挙がらず、選挙協力も見通せていません。

こうした中、「表明を焦る必要はなく、野党側の出方を見極めればよい」というのが知事サイドの本音のようです。
再選を目指しての立候補は。そして、野党側の候補擁立の行方は。
年をまたいだ動きを見ていく必要がありそうです。

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