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2022年4月 浜頓別町長選挙 前副町長の南氏が初当選 新人対決制す 16年ぶりの選挙戦

  • 2022年4月18日

任期満了に伴う道北の浜頓別町の町長選挙は4月17日に投票が行われ、無所属の新人で前の副町長の南尚敏氏が初めての当選を果たしました。

浜頓別町長選挙の開票結果です。
▼南尚敏(無所属・新)当選 1317票
▼淡路敏昭(無所属・新) 1114票
新人どうし、16年ぶりの選挙戦となった今回の選挙。前の副町長の南氏が前の町議会議員の淡路氏を抑え、初めての当選を果たしました。投票率は85.35%でした。

南氏は空知の北竜町出身の63歳。
1982年(昭和57年)に浜頓別町役場に入り、総務課長などを経て2015年(平成27年)から副町長を務めてきました。

南氏は「基幹産業となっている漁業や林業、酪農業などの基盤を整備し、担い手不足を解消していきたい。町民との対話を意識しながら活力ある町づくりを目指したい」と話しています。

16年ぶりの選挙戦「丁寧に意見聞き町を1つに」

浜頓別町長選挙で初めての当選を果たした前の副町長の南尚敏氏は17日夜、NHKの取材に対して、16年ぶりの選挙戦となったことについて、「町を二分する形となり、丁寧に町民の意見を聞いて町が1つとなるように今後、努めていきたい。町民が主役の町政をめざし、活気ある町を作っていきたい」と述べました。
1989年(平成元年)に廃止されたJR天北線の代替バスについて、利用者が少ない浜頓別町と音威子府村の間は来年10月、予約制のデマンド型交通に移行し、浜頓別町と中頓別町の間は別途、高校通学便を走らせることにしています。
これについては、「不安に感じている町民に丁寧に説明して理解を求めるとともに、地域の実情に合った運行のあり方について、関係する自治体で協議を続けていきたい」と述べました。

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