ウワサの保護者会 会報18

部活の悩み!こうして解決

放送日 9月24日(木)・26日(土)(再)

今回のテーマは部活。
勉強との両立や、保護者の部活への関わり方など様々な悩みがある。尾木ママとホゴシャーズが部活の実態を探り、問題解決に向けて徹底的に語り合う!

    勉強との両立が心配・・・

    勉強時間を調べると
    意外な結果が!


    子どもの活動なのに
    保護者に負担が・・・


    自主性を伸ばす!
    新しい部活のあり方とは?


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部活の悩み!こうして解決

みんな聞いて〜!

ウラ保護者会

番組アンケートによると、
●休日の試合時、保護者が顧問の先生のお弁当を持参する
●部活の合宿に親も付き添い、終日、子どもの世話をする
●顧問の先生に競技経験がなく、保護者が口出しする
●顧問の指導が厳しく、子どもが不登校になった
など、部活への大人(顧問・保護者)の関わりについて、悩みや疑問を抱く声が多かったです。

そもそも、「部活」とは明治時代に有志が集まって好きなことをする、という自主的な活動として始まりました。子どもが生き生きと活動して成長する場であるはずなのですが、ここ最近では勝利至上主義や保護者のサークル化など、あるべき姿でないとの声も。

そんな“今”の部活を取材していくうちに出会ったのが、広島県立安芸南高校・サッカー部の畑喜美夫先生が実践されている“ボトムアップ”という指導法でした。
部活の運営から、試合のレギュラー・戦術の決定まで、全てを子どもたちに任せるというものです。(先生はそれを見守る。)子ども自身に考えさせ、決定させることで、部活を通じて、子どもの“自主性”を伸ばすことが目的です。
自分たちにすべて任されているからこそ、真剣に部活に取り組む子どもたちの姿がありました。

保護者の手伝いや顧問や指導者の指導など大人のサポートが必要な部分は当然ありますが、部活は、そもそも子どもたちのためのもの。
子どもが楽しく、のびのびと活動できる場となるように、ときには、大人は関わりすぎず、適度な距離を保って、そっと見守ることも大事ではないかと取材を通して感じました。
(ディレクターO)