秋の日はつるべ落とし 死亡事故多発の危険な時間「薄暮」に要注意!
- 2023年11月08日
不定期で放送している勝丸恭子のお天気クイズ。今回は「秋の夕暮れ」にちなんだ問題を出題しました。
「薄暮(はくぼ)」という時間帯をご存じですか?
先日放送した、かつまるQの問題です。どこかで見たようなお顔ぶれ。
放送では、正答率94%!
この選択肢を思いついたのがうれしくて作った、サービス問題でした。
師匠…ではなくて「つるべ」とは、井戸の水をくみ上げるときに使う桶のことですね。
手を離すと井戸の底にあっという間に落ちく様子を、秋の夕日に例えました。
日が沈む時間は、この一か月ほどで40分弱も早くなっています。
危険な時間…「薄暮」とは
日が暮れるのが早くなると一層気を付けたいのが、交通事故。
これから12月にかけて事故が多い季節なのです。
一日の中で死亡事故の多い時間帯を調べると、このような結果になります。
夕方5時、6時というと帰宅ラッシュなどで交通量が多い時。
しかも秋・冬は、この時間が「薄暮(はくぼ)」になります。
「薄暮」とは日没時刻の前後1時間ほどのことで、
徐々に視界が悪くなって相手が見えづらくなってきたり、
距離や速度の感覚がわかりにくくなったりして事故が多発するのだそうです。
きょう(11月8日)の広島市の日の入りは17時12分。
その前後1時間は特に危険な「薄暮」と意識をして気を付けなくてはいけませんね。
薄暮対策にこんなこと!
薄暗くなる前に自転車や車の早めのライト点灯はもちろんですが、
歩行者側も、事故にあわないための対策を心がけたいものです。
寒い季節には暗いトーンの装いが増えますが、
夕方以降は意識をして明るい色の洋服を着たり、反射材を活用したり。
我が家では、愛犬の夜のお散歩のとき、リードにライトをつけるようにしました。
オシャレなものや点滅するものなど種類はたくさんあるようですが、
我が家のライトは100円ほど!
犬の視界に入ると嫌がるかな??と思ったりもしましたが、
気にする様子もなく、ご機嫌で歩いています。
秋の日はつるべ落とし。ひと工夫で、安全に過ごせるといいですね。
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