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台風の予報円小さく

スミにおけないお天気ブログ
  • 2023年06月28日

台風の予想進路の「予報円」がこれまでよりも小さく表示されることになりました。
気象庁は、予報に使うプログラムの改善により精度が向上したとして、次の台風から、「予報円」の半径をこれまでより最大40%小さく絞り込んで発表します。 

具体的にどうなるのでしょうか。 

去年の台風14号を例にみていきます。
まず黄色の点線で囲まれた円が「予報円」です。 

台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲で、5日先まで発表されます。
予報が先になるほど大きくなり、進路が定まっていないことを表しています。
そして、赤い色で囲まれた所が、風速25m以上の暴風域に入ると予想される「暴風警戒域」です。
今回、「予報円」と「暴風警戒域」の範囲が小さくなります。

気象庁が発表したイメージ図です。
「予報円」は、3日先から大きく改善され、5日先では、これまでと比べて、半径が最大40%小さくなります。
つまり、予想進路をこれまでより絞り込むことが可能になりました。

「予報円」の精度の向上に伴い、「暴風警戒域」も小さくなります。

台風の予報精度の改善は、2019年以来の4年ぶりで、次に発生する台風4号から適用されます。
予想進路が早めにわかるので、事前の対応や備えに生かしていきたいですね。 

台風情報は、気象庁のホームページなどで確認することができます。
ぜひ参考になさってください。


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