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好きなんよ広島 壁登りで「考える楽しさ」を 正田信一さん

  • 2023年01月25日

    広島の皆さんに地元への思いを語ってもらう「好きなんよ広島」。
    今回は、広島市でクライミングのジムを経営し、子どもたちに自分で挑む楽しさを伝えている正田信一さんです。 (広島放送局・井澤泰輝)

     

    正田さんが経営するジムでは、小学生から大人まで幅広い年代の人たちが、人工の壁を登る「ボルダリング」を楽しんでいます

    海外の岸壁に挑む正田さん

    正田さんは、大学生の時、たまたま雑誌で見た写真のかっこよさにひかれ、クライミングを始めました。練習環境が整った大阪に引っ越して、大会に出場したり、海外の岩壁に挑戦したりしていました。国内外の数々の岩場を登って感じたクライミングの魅力は、自分で考えて工夫を重ねることにあるといいます。

    (正田信一さん)
    「失敗しながら、次はどうやって登ろうかと考えて修正して、ゴールまで行ったらすごい達成感があります。解決しながら完登というプロセスを踏むのが一番楽しいと思っています」


    そして5年前、子どもたちに寄り添った指導をしたいと考え、ふるさとの広島に帰ってジムを開きました。指導では、すぐには答えを言わず、自分の頭で考えてもらうことを心がけているということです。

    お気に入りの安芸太田町の岩場

    正田さんが広島県内の好きな場所として紹介してくれたのは、安芸太田町にある岩場。年に数回、ジムの子どもたちを連れて岩登りを楽しんでいます。最後に、子どもたちに向けて将来の楽しみを語ってくれました。

    (正田信一さん)
    「学校を卒業して、クライミングをやめたとしても、またクライミングを始めて『正田さん、一緒に岩に行きましょうや』と言ってくれるのがすごい楽しみですが、もうちょっと先の話です」

    ジムの子どもたちと一緒に

    「好きなんよ広島!」

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