拉致問題が再び動き出そうとしている。北朝鮮が「特別調査委員会」を立ち上げ、包括的、全面調査を行うと約束したのである。被害者5人の帰国から12年。政府が認定している拉致被害者のうち、安否がわかっていない12人の親の平均年齢が86歳を超えるなど、問題解決はまさに時間との闘いになっている。被害者の家族は再調査をどのような思いで見守っているのか。番組では、横田滋さん・早紀江さん夫婦や田口八重子さんの息子・耕一郎さんに密着するとともに、今回調査の対象となった「特定失踪者」の家族も取材。調査の最新情報を交えながら、それぞれの“悲願”を見つめていく。
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