やっかいものの二酸化炭素と、どこにでもある水と太陽光のエネルギーで、燃料やプラスチックなどを作り出す夢の技術「人工光合成」の研究が進んでいる。人工光合成の研究において、日本は世界をリードし、多くの研究成果を出してきた。将来の産業化をめざすプロジェクトも立ち上がり、国、大学、企業がこれまでにないほど密接に連携して研究開発を行っている。一方、世界各国も人工光合成の研究に力を入れ始めた。中でもアメリカは、クリーンエネルギー政策の柱として巨額を投じて研究所を作り、第一線の研究者を集めて、人工光合成の研究に本腰を入れている。人工光合成の技術はどこまで進んでいるのか?そして日本は世界をリードしつづけることができるのか?夢の技術の現状を伝える。
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