アスリートが己の肉体を磨き、凌ぎを削るスポーツの世界。今、その肉体を支え、最後に勝敗を分ける大きな鍵として、“食事”に注目が集まっている。ベルギーのサッカーリーグでプレーする川島永嗣選手は、体格が大きい海外選手に負けないため、“究極のアスリート・レシピ”を自ら調理。また、先のロンドン五輪で銀メダルを獲得したフェンシング・男子フルーレ団体では、最新のスポーツ栄養学に基づいた食事指導によって、徹底した“ボディ・コントロール”を行い、切れのある動きと技を獲得した。一方、海外の研究チームでは、牛の“初乳”に含まれる成分や、マグロの刺身に含まれるアミノ酸の一種に注目。スポーツ選手を対象とした研究が、高齢者の運動量をアップさせる研究に応用され始めている。最新科学が支える究極のアスリートごはんの秘密に迫る。
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