【総合テレビ】20:00~20:43
東京大学の玄田有史さんを中心に“希望”とは何かというテーマで研究を続けてきた「希望学」。2年前のクローズアップ現代でもその活動を取り上げたが、玄田さんたちが希望学のフィールドワークを重ねてきたのが岩手県釜石市だ。たび重なる津波被害や製鉄所の大規模減産など、これまで大きな危機に襲われるたびに人々が力を合わせ希望を繋いできた釜石市。その強い復元力に着目、“希望”のヒントを探ってきた。その“希望”がいま再び試されている。大津波で役場の機能が失われる中、生き残った住民を守るために奮闘する市職員。工場を失い、存亡の危機に揺れる水産加工会社の経営者、80人の被災者を受け入れ、救護を待ち続ける旅館の女将・・・。かつて番組で取材した人々の消息を訪ね、震災直後の釜石で未曽有の試練のただ中にある人々の姿を見つめる。
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