地球温暖化や人口増加などによる世界規模の水不足の不安が広がり、水は今世紀「第2の石油」になるとも言われている。”水ビジネス”は2025年には市場が100兆円に膨れあがると予想され、各国の上下水道事業や、海水や生活排水を飲み水にする造水事業などで、「水メジャー」といわれる欧州企業が市場を広げている。これに対し、「水道の水を直接飲める」日本では、水浄化フィルターの膜技術は優れているものの、上下水道や造水など水ビジネス全体では大きく遅れをとっている。世界中で拡大する水ビジネスの最前線と日本の課題を考える。
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