昨日、経営破たんしたアメリカの大手証券会社、リーマン・ブラザーズ。ビジネスの中心だったのが、不動産の証券化だった。貸し出したローンを証券化して、投資家に販売することでリスクを分散できるこの仕組み。巨額のマネーが流れ込み、リーマンのビジネスも拡大した。この証券化、実は日本の不動産市場を拡大させる大きな機能を果たしていた。海外マネーが流れ込むことで、都心の地価が上昇していたのだ。しかし、サブプライム問題をきっかけにマネーの流れが途絶えることで、その動きが止まり、不動産市場に異変が起きている。不動産の証券化とはどんなビジネスなのか、伝える。
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