2008年4月23日(水) シリーズ 救急の現場(2) 救急車が来なくなる? ~見直しが迫られる119番~ 日本の救急医療の危機を取り上げる第二弾。日本では、現場に急行した救急隊が重篤度を判断して搬送先を探すシステムになっている。交通事故が中心だった時代には有効だったが、最近では重篤度の判定が難しい内科疾患が増加しているために、たらい回しなどの問題が起きている。一方、欧米では、119番の司令役に専門教育を行い、通報の段階で対応を選択するトリアージを実施するなど、救命率の向上に成功している例も多い。受け皿となる病院が限られているなか、増え続ける需要に対し、救急搬送をどう有効に活用するべきか、改善策を考える。 もっと見る 出演者 坂本 哲也さん (帝京大学救命救急センター教授) みんなのコメント すべてのコメントを読む
みんなのコメント