来年8月に北京オリンピックを控え、GDP世界第4位に躍り出た中国。近年、世界規模で活躍を続けてきた華僑・華人に代わり、注目されているのが「新華僑」と呼ばれる人々の存在である。彼らは80年代、「改革開放の先兵」として先進国に送り出された40代のエリート集団で、ITやバイオ、メディアなどの先端分野で起業し、中国経済の牽引役を果そうとしている。先月神戸で開催された「世界華商大会」では、地球規模の経済ネットワーク作りをしたたかに目指す「新華僑」たちの舞台裏の動きが見られた。新華僑たちの活動に密着、その人脈とパワーに迫る。
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