記録的な暖冬や気象災害など、地球温暖化の深刻化をうかがわせるケースが増えている。今月には、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が新たな報告書を発表し、地球温暖化の進行を改めて警告した。そのなか、長く地球環境問題の第一人者として活躍してきたレスター・ブラウン博士が来日する。博士は、環境を悪化させない新しい経済システムの構築こそ、地球環境問題解決の処方箋だとして、具体的な提言を発信してきた。穀物高騰という負の問題を引き起こしているバイオ燃料は温暖化対策の切り札となりえるのか、急がれる政策とは何か、博士とのインタビューを通じて、地球環境の現状と対策の最前線を検証する。
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