3人の幼い子供が死亡した福岡の飲酒運転事故、容疑者は「危険運転致死傷罪」で起訴された。去年の飲酒運転による死亡事故707件のうち「危険運転致死罪」が適用されたのは10%にも満たない。「正常な運転が困難な状態」だったことの証明の難しさが障害となってきたからだ。後を絶たない飲酒運転。飲食店や同乗者など周囲の目で監視する取り組みが始まっている。宮城県では、飲食店がドライバーから鍵を預かり飲酒に目を光らすことにした。しかし任意での協力には限界もある。そこで強制力を伴った全国で初めての条例の制定を目指している。飲酒運転をどう防ぐか、問われる社会の責任を見つめる。
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