アメリカが進める「テロとの戦い」の最大の標的となってきた国際テロ組織アルカイダ。米軍の執拗な掃討作戦にもかかわらず、オサマ・ビンラディン容疑者ら幹部は捕らえられることなく、インターネットなどを通じて”聖戦”を呼びかける声明を発し続けている。NHKは、ビンラディン容疑者に極めて近い人物に接近、その証言から知られざる5年間の足取りが明らかになってきた。アフガニスタンやイラクでは、アルカイダとつながる組織によるテロが、一向に無くならない。米軍が「テロとの戦い」を進めれば進めるほど、反米の機運が高まり、新たなアルカイダを生み出す結果になっている。米同時多発テロから5年。シリーズ2日目は、増殖を続けるアルカイダの実態に迫る。
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