携帯電話はいまや9000万台。市場規模は8兆円を超えた。2006年、その携帯電話市場を大きな衝撃波が襲う。今年11月までに導入される「番号ポータビリティ制度」だ。使っている電話番号を変えずに電話会社を乗り換えられる制度。この制度をチャンスと見てソフトバンクがボーダフォンを買収。近く携帯電話事業に本格的に乗り出すことになった。ネットで築いてきたコンテンツを携帯電話でも生かして顧客を奪い取ろうと、着々と準備を進めている。一方、他の携帯各社も、様々なサービスを打ち出して顧客の囲い込みに懸命だ。auは、音楽配信サービスを強化し、ケータイ版i-podをめざす。NTTドコモは、携帯電話を利用したクレジット事業を自ら開始する。番組では、「番号ポータビリティ」を前に激しさを増すケータイ大競争の最前線に迫る。
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