先の衆院選で64議席を減らす大敗を喫した民主党。43歳の前原新代表を先頭に、党再建に向け改革を急ピッチで進めている。「闘う集団」へと民主党を再生する戦略は二つ。徹底した「対案攻勢」と、労組など支援組織の「しがらみからの脱却」だ。代表就任から1か月。早速その姿勢が問われる舞台がやってきた。特別国会での小泉首相との直接論戦、そして参院神奈川補選である。ここで前原民主党は政権交代を担う二大政党の一翼として再生する手がかりをつかむことができるか。番組では、党再建に向けた”前原民主党”苦闘の1か月を党内論議の内部に入り込んで丹念に取材、その課題を検証することで、二大政党化の中での政党のあり方を考える。
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