最近「脳を鍛え」、物忘れなどの脳の老化を防ごうというドリルや勉強会が人気を呼んでいる。ブームの火付け役となったのが、脳科学の第1人者で東北大の川島隆太教授。実践するトレーニング法は、簡単な計算を続けて解いたり、平易な文章を声に出して読んだりと、誰でもすぐに始められ脳機能の低下を抑えられるというもの。自治体や医療機関との共同研究でその効果を実証した結果、今や全国の福祉関係者や企業の商品開発担当者の注目の的になっている。
3年間に渡って実践してきたあるグループホームでは、重度の認知症だったお年寄りの問題行動がなくなるなどの事例が報告されている。番組では脳トレーニングブームの現状と老化防止のメカニズム、そして簡単な実践法をわかりやすく紹介する。
みんなのコメント