2回目のテーマは「アメリカ」。クローズアップ現代では、長引くイラクでの戦闘や大統領選挙など、世界が注視するアメリカの動向を10数本にわたって伝えてきた。そこには、9.11以後”不安”に翻弄されるニューヨーカー、イラク戦争で息子を失った父親、「道徳的価値観」を追い求める中西部の人々など、アメリカという国に暮らす無名の市民の姿が記録されている。総体としては「単独行動主義」「保守化」「2つのアメリカ」と言ったキーワードで語られるアメリカだが、この国を形づくる個々の市民の心の内はいかなるものなのか…。
アメリカを国際社会の視座から見つめてきた緒方貞子さん、アメリカ全州を自ら車を駆って訪ね歩いてきた詩人の長田弘さんとともに、私たちはアメリカをどう理解し、どう付き合っていくべきなのかを考える。
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