未だに安否すらわからない10人の拉致被害者たち。先月の日朝実務者協議でも、北朝鮮は、”死亡”と通告してきた。安否の確認につながる新しい資料が少ない中で、横田めぐみさんだけは、写真や学生証、190頁ものカルテ、そして遺骨など、数多くの”物証”が渡されてきた。
しかしDNA鑑定の結果、遺骨はめぐみさんと別人のものであることが判明した。北朝鮮側の資料の信憑性への疑問が深まる中で、横田滋さん・早紀江さん夫妻は、娘の生存を信じて、28年目に入った今も全国各地を回って”闘い”を続けている。
番組では、2人を間近に見続けてきた親しい人たちの目を通して、横田さん夫妻の苦悩の日々を見つめる。
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