北海道旭川市の郊外にある旭山動物園が驚異的な入園者数を記録し続けている。ことし8月の入園者数は32万人。東京・上野動物園を抜いて全国1になった。
人気は「行動展示」と呼ばれる独自の見せ方。地上17mに張られたロープを悠々と移動するオランウータン。ペンギンのコーナーでは客は水中のトンネルを歩き頭上をペンギンが自在に泳ぎ回る。飼育される動物は150種、その全ての見せ方に工夫が凝らされている。動物をどう見せるかは「飼育展示係」と呼ばれるスタッフの一人ひとりの発想から生まれている。
昭和59年以降入場者の減少が続き、閉園も取りざたされた旭山動物園。なぜ動物園はよみがえったのか。アイデア園長の復活への挑戦を聞く。
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