半世紀前、たった一人でジャズの本場のアメリカに渡り、様々な壁にぶつかりながらもジャズの作曲家、ビッグバンドのリーダーとして活躍を続けてきた秋吉敏子さん(73)。和風の旋律をジャズに取り入れた独自の音楽、水俣病や原爆などをテーマにしたメッセージ性の高い音楽は、世界的にも高い評価を受けてきた。
日本人として初めて国際ジャズの殿堂入りを果たした秋吉さんは、この秋、日本でのツアーを最後に自らのビッグバンドを解散し、ソロピアニストとして新たな道を歩み始めることにした。
様々な苦難の果てに73歳にして、今なお”スウィング”し続ける秋吉さんの姿を描く。
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