全国各地の鯉が「コイヘルペス」と呼ばれる新種のウィルスに感染する被害が広がっている。
茨城県の霞ヶ浦で養殖している鯉が大量に死んだのを始め、埼玉県の釣り堀でも感染した養殖鯉が確認、岡山県では半年前から天然の鯉にウィルスが広がっていたことも分かった。死因を確認できないものを含めれば、岡山県内では川や湖など16カ所で1万匹の鯉の大量死が起きている。感染源について農水省は霞ヶ浦以外の可能性もあると見て、養殖業者や漁業団体などの聞き取り調査を開始、茨城県は感染の疑いのある鯉の移動禁止措置をとった。
観賞用のニシキゴイへの広がりも懸念される中、感染ルートに迫るとともに、各地での波紋を追う。
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