12月10日の民主党両院議員総会で、先に辞任を表明していた鳩山代表の後任として菅新代表が選ばれた。
9月の代表選で再選されて以来、補欠選挙の敗北や支持率の低迷など、厳しい立場に追い込まれていた鳩山代表。閉塞状態を抜け出すため、最後に賭けたのが小沢・自由党との「野党結集構想」だった。先月29日に、記者会見で構想を明らかにするまでの2週間、鳩山代表は羽田特別代表、小沢党首らと、極秘に構想を練っていた。しかし、29日の会見は思惑通りに受け取られず、結果的に鳩山代表の辞任という結末で幕を閉じた。
鳩山代表は、どのように「野党結集構想」にのめり込んでいったのか。そして、なぜ辞任へと追い込まれていったのか。当事者の証言で代表交代の舞台裏を検証する。
みんなのコメント