大阪府高槻市の今城塚古墳。6世紀の大王・継体の墓ともみられる全長350mの前方後円墳の堤の上から、史上最多、最大規模の埴輪群が発見された。
総数113点。細かく細工された様々な人物像が出土し、謎の多かった仏教伝来以前の日本人の宗教・生活風俗を知る貴重な手がかりになると考えられる。さらに高さ170センチの大型家屋の埴輪を中心にした空間に貴人と巫女が配置され、柵を隔てた空間に武人・力士が守衛のごとく配置されるなど、埴輪の配列から、当時の社会構造まで明らかになる可能性が出てきた。
これまでの発掘成果を紹介、CGで埴輪の形や配列を解析して、謎の6世紀前半の日本像をどこまで解明できるのか、その可能性を検証する
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