同時多発テロから1周年。アメリカのごく普通の市民は今、どのような心境でこの日を迎えようとしているのか。あるNGOはアフガニスタンでの米軍の誤爆の実態を自ら実地調査。その結果をまとめて、全国で報告会を始めた。事実を冷静に見つめようとする者、反国家的な行為として眉をひそめる者…。市民レベルでの率直な対話が始まっている。
大打撃を受けた運輸・物流業界では、事件の直接的な影響で失業した人々が25万人以上。漠然とした将来への不安から、教会に通う人々が4割も激増した。イラク先制攻撃も噂される中で、テロ発生直後90%を越えたブッシュ大統領への支持率は60%にまで低下した。アメリカ市民の心の変化を、全米に取材する。
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