6月7日、アルゼンチン対イングランド。
最も気の荒いフーリガンを抱える国同士の対戦に、開催地・札幌は揺れている。
サッカーのワールドカップ開幕まであと3ヶ月。北海道警察では急きょ警備計画を見直し、機動隊を新たに増設する方針を固めた。
更に、イギリスから来日するフーリガン専門の捜査チームの協力を得て、空港や駅でフーリガンを摘発する水際作戦も計画中である。
大会期間中、警察庁はテロへの警戒も視野に入れ、全国で3万人の機動隊を動員することを決めており、過去に例のない警備作戦が展開される。
現地・イギリスで取材したフーリガン対策を織り交ぜながら、日本警察が初めて経験する「史上最大の警備作戦」の現状と課題を検証する。
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