2008年五輪の開催地に選ばれた北京。
現在、中国では初のオリンピックに向けた準備が急ピッチで進んでいる。
北京はかつて2000年五輪の有力候補だったが、人権問題を理由にアメリカなどの強固な反対を受け、シドニーに2票差で破れた経緯がある。
今回その北京を世界に売り込んだのが、実はアメリカのPR会社だった。中国の依頼を受けたこの会社は米国内外における中国のイメージアップ作戦を展開。マスコミや親中派の識者に働きかけて、中国のイメージを高めるための記事をかかせたり、議会の「北京開催の反対決議」の勢いを抑えた。
国際舞台の裏側で、世論を動かすアメリカPR会社の実態に迫る。
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