ブラジルタウン大泉町

群馬県
2016年7月22日 放送

人口4万人のうち4千人以上がブラジル国籍という群馬県大泉町。日本でいちばん、ブラジル人の比率が高い町だ。家電や自動車部品などの工場がひしめく企業城下町。バブル経済期に深刻な人手不足を補うため、日系ブラジル人の労働者を積極的に受け入れたことが発端だった。
 町に入ると、ポルトガル語の看板があふれ、異国情緒あふれるスーパーには日本では珍しい野菜や豆、肉などブラジル食材が並ぶ。毎月、サンバのイベントが開かれ、町民たちはラテンのリズムに酔いしれる。
 様々なあつれきを乗り越えて、日本人とブラジル人が共に手を取り生きる町。なぜ大泉町は、日本一のブラジルタウンとなることができたのか。日本とブラジル、2万キロを超えた絆の物語を、リオデジェネイロオリンピックを前に見つめていく。

<オムニバス項目(抜粋)>
●ブラジルへGO!…地球の裏側ブラジルを日帰りで体験する、大泉町のバスツアー
●ニッポンのお母さん…故郷を離れ、出稼ぎにきた日系人たちを温かく迎えるアパートの大家さん
●戦争が変えた町…伝統的な農村地帯だった町が、戦争によって劇的に風土を変えられる
●故郷の味…老夫婦が育てたブラジル野菜が、人々の心をいやす
●教会の友情…町の教会を舞台に、ブラジル人の牧師と日本人の警察官が育んだ友情物語

紹介したトピックス
掲載までしばらくお待ち下さい。
旅のとっておき

大泉町は、国際交流の盛んな町です。意外なところで、ディープなブラジル文化と出会うこともあります。6月の土曜日、町のレストランに、ブラジルから文化交流にやってきたダンスチームが登場!踊るのは、ブラジルに古くから伝わるという独特なスタイルのダンス。リズミカルな太鼓の音に合せて、躍動的な踊りが繰り広げられます。続きを読む

ポスター
ブラジルタウン大泉町
[写真] 池田博範
[ダンサー] ERIKA ITAI [協力]
大泉町/大泉町観光協会/マルコ アントニオ 宮崎/山田 博/パナソニック(株)/富士重工業(株)/ロデイオグリル/スーパーTAKARA
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