じーっと動かない影
風に揺れる木々の葉の一枚一枚
影を押したら押されているようで
刺したら刺されているみたいで
ぼくが影なら顔がほしいな

朗読

矢野やの 英希ひでき

愛知県 44歳 
精神障害

訪問看護師さんが、日記を書くようにすすめてくださって、その中から今回の詩が出来ました。
日記は心の鏡だと思います。