
古代の日本と朝鮮半島の交流史が大きく書きかえられようとしている。昨年3月、福岡県古賀市で発見されたきらびやかな金銅製の古代馬具。当時、日本と敵対していたとされる新羅から贈られたと見られている。また日本独自のものと見られていた前方後円墳が韓国西南部で発見されたり、韓国全羅南道の沿岸部で“倭系甲冑(かっちゅう)”と呼ばれる日本由来の武具が見つかったりと、古代の日本と朝鮮半島の交流の歴史に新たな見方を与えている。番組では最新の調査と日韓の考古学者の議論を通して、古代の日本と朝鮮半島の交流史を探っていく。
(内容59分)