みんなの「あ」平均化プロジェクト 中間報告
みんなの手書きの「あ」を平均すると、どんな字になるのでしょうか。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
8月22日に放送した『今夜みんなで大発見!?シチズンラボ生放送スペシャル』では、その結果を発表しました。
まず、より精度の高い平均値を得るためには(各世代まんべんなく収集するためには)、多くのデータを集めなければなりません。
膨大な数を集めるために、サンシャイン池崎さんにも協力していただきました。
商店街や、「あ」にまつわる会社、書道教室、外国人が多く住む街・新大久保、学校、のど自慢の会場など…日本全国から手書きの「あ」を集めました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
さらに、スタジオに出演いただいた皆さんにも、「あ」を書いてもらいました。
皆さんのご協力のおかげで717人の「あ」を集めることができました!
その気になる皆さんの平均は…こちら。
さらに分析を進めると、年代別でそれぞれの「あ」に特徴があることが分かりました。
どの字も綺麗ですが、10代や20代の「あ」は教科書のお手本に近い形です。
そして年代が上がるにつれ、最後のはらいが伸びて、大人っぽい字になっています。
717人の手書きの「あ」を見て、中村聡史先生はこうお話ししていました。
「期待はしていましたが、ここまできれいな「あ」になるとは想像していなかったのでとても興奮しています。手書きの文字の平均が分かると、平均からのブレ、つまりその字の個性が分かるようになります。それはいずれ、教育や医療に応用できる可能性があるのではないかと考えています。」
番組でもご紹介した、Webから書き込める「あ」は、既に4万人を超えて集まっています。
こちらの結果についても、追って公開しますので、お楽しみに!