NHK防災 メニューへ移動 メインコンテンツへ移動

体験者から学ぶ 思い出レシピ

災害時の食には
生きる知恵が詰まっている

思い出に残る
ウドのきんぴら

神奈川県 白米が好きさん
スーパーに唯一残っていたウド。
母直伝のきんぴらに

材料

  • ウド1本 ( 〃 )
  • 砂糖 …適量 (大さじ2)
  • しょうゆ…適量(大さじ2)
  • 酒…適量 (大さじ2)
  • 白ごま…ひとつまみ(大さじ2)
  • サラダ油…適量(大さじ1/2)
  • ★( )は、かんべさんが作ってみた分量です。

作り方

きょうの料理でおなじみの調理助手・神戸良子(かんべ・りょうこ)さんに、投稿レシピを実際に作っていただきました。
サラダ油をフライパンに熱し、下準備しておいたウドを炒める。
(下準備として、ウドは皮をむいて斜め切りにして水につけておく。)
ウドの周りが少し透明になってきたら、砂糖、しょうゆ、酒を加え、炒めながら水分を飛ばす。
火を止めて、白ごまを加えて混ぜる。
完成!

かんべさんのアドバイス

  • ウドの細い先端部分は皮をむかず、食べやすい大きさに切って水につけましょう。
  • きんぴらなのでごま油で炒めてもOK。
  • ウドの皮もきんぴらでおいしく食べられますが、軸とは食感が違うので別々に調理してくださいね。
白米が好きさんの思い出

会社に一泊して、スーパーに寄ったら生鮮食品はほとんどなく、野菜売り場にウドだけが売れ残っていました。ありがたくもガスも電気も大丈夫だったのでご飯を炊いて、ウドをきんぴらにして食べました。
ウドのきんぴらは被災地の福島に住む母から教わったレシピ。お米も地元のものを送ってもらったもの。
両親も実家も大丈夫でしたが、いつも支えてくれていた地元が大変なことになっているニュースを見ながら食べたあのきんぴらと白米は忘れられないです。