No.220
2019.01.18
音楽
東京五輪 聖火リレー映像ぞくぞく発掘!
いよいよ2020東京オリンピック・パラリンピックが来年となりました!
大河ドラマ『いだてん』もスタートし、今年は55年前の東京オリンピックにも注目が集まりそうですね!今回の発掘ニュースは1964年の聖火リレーにスポットを当てます。
まずは最近提供いただいた発掘映像から。今まさに聖火をリレーしようと2人の走者がトーチを、傾けあっているところです。
ここは愛知県一宮市向山連区の中継点で、撮影者の木村博夫さんご本人から提供いただきました。オリンピックの年の1月2日に第1子が誕生し、それを機会に8ミリムービーを始めたそうです。
懐かしい形のパトロールカーに先導される聖火ランナーや、沿道で人の姿が見えないほど日の丸の旗を振る大勢の人たちなど、貴重な映像が動画で記録されています。
この映像が貴重なもう一つの理由、それは愛知県の聖火リレー映像であることです。
実は、愛知県を走る聖火リレー映像は初めての発掘なのです!
現在、NHKでは「聖火リレー1964再現プロジェクト」を展開中!
1964年の聖火リレーがどんなルートで全国を走り抜いたのかがひと目でわかる地図や、当時の映像を動画で見られる、まさに『再現プロジェクト』です。
このホームページには、こんなリストも…
各都道府県ごとに…
▼1964年の聖火リレーの映像
▼『聖火のキセキ』(BS1 毎週土曜 午後5時25分放送)のダイジェスト版
▼NHKの各放送局で放送した1964年の聖火リレー企画リポート
▼皆さんからの1964年聖火の思い出やエピソード
が表になっていて、クリックすると見られるようになっています。(この画面をクリックしても見られませんのでご注意ください!)
特に一番左の欄の『1964映像』、つまり1964年の聖火リレー映像に関しては、すべての都道府県のものを集めようとしています!
ご覧のように、まだ愛知県は空欄(1月18日現在)ですが、準備が整い次第、ここに映像が登録され皆さんが動画をご覧いただけるようになります。
愛知県が発掘されたため、残りは19府県に!
表の中で『新提供映像』と書かれているのが、視聴者の皆さんから新たに提供いただいた映像です。いくつかご紹介しましょう。
【石川県】
こちらは石川県小松市で行われた聖火リレーです。撮影した宮川健一さんからの提供。貴重なカラーフィルム、字幕もご自分で!「一生のうちであるかないか」というチャンスだと思い撮影したといいます。
【滋賀県】
滋賀県大津市の徳田平八郎さんが撮影した聖火リレー。一昨年亡くなった平八郎さんが大切にしていたフィルムを、奥さまの祥子さんが送ってくれました。滋賀県庁の窓や屋上から聖火の到着を見守る人たちの姿も映されています。
【鳥取県】
鳥取県を走るランナー。舗装されていない道をリレーする姿を撮影したのは乾和彦さん。娘の田中直子さんが、父親が残したフィルムを整理する中でケースに書かれた“聖火リレー”の文字を見つけ提供してくれました。
いかがですか?それぞれの聖火リレーにドラマがあり思い出が残されているんですね!
『聖火リレー1964再現プロジェクト』のホームページで、他の都道府県の映像も是非ご覧ください。
そして、もしご自宅に聖火リレーのフィルムが残っているという方は、
番組発掘プロジェクトにご連絡ください!