発掘ニュース

No.174

2017.12.01

音楽

あのハーモニーが7人でよみがえる!『サーカス』

今回はこちらの皆さんからの発掘です!

ボーカルグループ『サーカス』の皆さんです。おなじみ『ひるまえほっと』(関東地域のみの放送)の「発掘!お宝番組」にご出演いただきました。1978年に大ヒットした「Mr.サマータイム」をバックに登場です。

ご存知の方も多いと思いますが、『サーカス』は“家族”のグループ。叶正子さん(長女)、叶高さん(長男)、叶央介さん(次男)の3人が姉弟で、卯月節子さんが従姉妹です。

その『サーカス』の皆さんからの発掘映像はというと…

「アメリカン・フィーリング」です!1979年にリリース、こちらも大ヒットし2年連続で紅白歌合戦に出場しました。

提供いただいた『夜の指定席 魅惑のファンタジー』(1979年放送)からの映像です。

航空会社のキャンペーンソングとして人気となったこの曲は合唱曲としても親しまれ、中学校や高校でも歌われました。実は私も中学校の合唱コンクールで歌いました!

さらにこちらの番組も!

『レッツゴーヤング』!1974年から12年間にわたって放送。NHKホールを舞台にトップアイドルが活躍する公開番組で、当時の若者たちに絶大な人気を誇りました!

ショートギャグや視聴者からのリクエストを紹介する「ヤング情報局」のコーナーも人気でした。

高さん「アメリカン・フィーリングといえば?」
央介さん「はい、はい、はい、はい、アメリカン・フィーリングといえば。」
4人「人気急上昇!」

武内アナ「あんなショートコントみたいなこともやってたんですね!」
高さん「やらされるんです(笑)」
武内アナ「レッツゴーヤングといえば、“キャーー!”という声援の中で、ちょっと異色な感じですよね?」
正子さん「私たち、デビューした年齢がそんなに若くなかったので…。まわりのアイドルの方たちって、ほとんど中学生とか高校生で、親戚のおばさんに“弟2人引き連れて大丈夫?”って言われたんですよ。」

デビュー前から4人で歌っていたという仲良しの皆さん、今回の発掘の元になったビデオテープにも家族の絆が…!

島リポ「皆さんからご提供いただいたテープがこちらです。ベータのテープで、デビューされた1978年の冬から録画されているということです。」
武内アナ「まだ高かったんじゃないですか?デッキも?」

正子さん「だから4人でお金を出し合って買ったんです。紅白歌合戦が決まるかもという時に、これは絶対映像を残しておかなければいけないって4人で!」

ビデオテープも高価だったため、4人で一緒に買ったそうです。仕事に遅刻したりすると罰ゲームとしてビデオテープを買わされる…なんていうこともあったそうです(笑)。

さてさて、今回提供いただいた映像に映っていた『サーカス』の皆さんは、実は結成当初のオリジナルメンバーで現在のメンバーとは違います。『ひるまえほっと』では…

新旧、そして歴代のメンバー、あわせて7人の皆さんにおそろいいただきました!
後列の左から吉村勇一さん、叶ありささん、原順子さんです。

現在のメンバーは…

こちらの4人。ありささんは高さんのお嬢さん、そして勇一さんは??

高さん「勇一くんはね~、もうホントにね、“他人”です。(大笑)」
勇一さん「そうなんです、赤の他人です。」
武内アナ「今後、ご親戚になる予定は?」
勇一さん「特に無く(笑)」

順子さんは、節子さんが結婚を機に脱退したあとに30年間『サーカス』を支えてきました。
武内アナ「新旧の間の30年なんですね?」
順子さん「そうなんです、それで社内恋愛の末に(笑)次男の嫁になったわけです。」

央介さんと順子さんは結成35年を機に『サーカス』を離れ、現在は夫婦デュオとして活躍中。
央介さん「『2VOICE』という名前で、60歳新人というキャッチフレーズで頑張っています。」

来年は『サーカス』が結成されてから40周年という記念の年。“家族”で一緒に続けてきた40年をどんなふうに迎えようとしているのでしょうか?

高さん「僕の仕事は『サーカス』が最初ですから、大学卒業して。ずっと『サーカス』しかやってないんです。」
正子さん「私は最初、他人の男性とグループを組みたかったんです。歌といえばラブソングがたくさんあるので、弟と歌うよりは他の男性と出来れば歌いたかったんですが…諸事情あって(笑)半分いたしかたなく、弟二人と従姉妹っていう。でも、きっとこの形だからずっと今まで来たのかなという思いもあります。」

武内アナ「血のつながりがあるから声が良くハモるとか、やりやすいとかあるんですか?」
節子さん「私は関係あると思います。ちっちゃい時から知っているから、ここでこんな風に息を継ぐだろうなというのが、なんとなく分かる。

武内アナ「このファミリー感あふれる中で“赤の他人”の勇一さんは勇気がいったのでは?」
勇一さん「だんだんクセが分かってくるというか、なんとなく似てくるような感じが…今ちょうどそういう時期です!(笑)」

ありささん「私も身内で何かしようとは思っても無かったので、新鮮にみんなのことを見ている感じです。『サーカス』のファンの方からは、(勇一さんと)結婚するんでしょとか、そういう運命にあるんだとか…(笑)」

高さん「でも(勇一さんは)結婚していますから。可愛らしい奥さんがいらっしゃるんです。若い二人がこれからの『サーカス』をどんどん引っ張っていこうというところがあって頼もしいです。」

そしてこの日、スタジオで生で歌っていただいたのが、央介さん夫婦が作ったテレビ初公開の大切な歌!

央介さん「35周年を機に僕たちがグループを離れた時に、ハーモニーを手渡したいという気持ちで二人で作った曲です。」

7人で歌う『サーカス』もテレビ初公開!

とっても素敵な、優しい気持ちに包まれる曲、そしてハーモニーでした!皆さんも機会があったら是非お聞きください!『サーカス』の皆さん、映像提供、ご出演、歌まで聞かせていただき本当にありがとうございました。これからの『サーカス』も応援しています!

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