作品紹介

昭和37年度

第2作「あしたの風」

全306回

ポイント

  • この作品から、15分番組、月~土曜の放送として朝ドラが定着。
  • 放送開始時間が8時15分に。第81作「ウェルかめ」(2009年度後期)まで続いた。
  • 「二十四の瞳」で知られる壺井栄の自伝的小説などから、さまざまなエッセンスを採って構成。

あらすじ

舞台は瀬戸内の小豆島。安江(渡辺富美子)と文吉(増田順司)夫婦のところに姪の音枝(小畑絹子)や孤児の文吉(長島光男)らが身を寄せる。安江の姿を通して、人々の愛と善意が描かれていく物語。壺井栄原作の「風」「右文覚え書」「母のない子と子のない母と」「ともしび」「あしたの風」「雑居家族」「妻の座」「若い樹々」「雨夜の風」などを一つの長編物語に仕立てている。

【放送期間】
1962(昭和37)年4月2日~1963年3月30日
【原作】壺井 栄
【脚本】山下与志一
【音楽】斎藤高順
【語り】竹内三郎アナウンサー
【主な出演者】
渡辺富美子、小畑絹子 ほか