青森県八戸市 蕪島でウミネコの産卵始まる
NHKのカメラマンが卵の様子も撮影に成功しました!
- 2024年04月12日
ウミネコの繁殖地として知られる八戸市の蕪島では4月11日(木)、今シーズン初めてとなるウミネコの産卵が確認されました。
八戸市の蕪島には、毎年この時期に多くのウミネコが繁殖のために飛来してきます。
ことしも1月から徐々に増え始め、今では3万羽近いウミネコが飛来しているとみられます。
4月11日(木)の午前6時ごろ、市から委託を受けてウミネコの監視を行っているグループが、蕪嶋神社の境内の2カ所でことし初めての卵を確認しました。
ウミネコの卵はニワトリに比べるとひとまわり小さく、親鳥は大事そうに卵を温めていました。
『親鳥のそばに近づいた際、自分の卵を見てといった感じで立ち上がったときに、卵を確認しました。まずは一安心。見に来る人は親鳥にあまり近づかず、遠くからやさしく見守ってほしいです』
ウミネコの産卵は4月下旬から5月にかけてピークを迎え、およそ1か月でヒナが誕生します。